お侍様 小劇場

   “GWのご予定は?” (お侍 番外編 50)

 


五月、皐月に入ったならば、
本州では桜の季節も通り過ぎ、
葉桜と入れ替わるように、新緑の目映い季節の到来。
少しずつ青みが深まる空の色合いと競うように、
木々の梢の緑も徐々に徐々にその奥行きを深くしており。
陽射しも日を追うごと強くなっての、早くも夏日を記録しさえし。
それとは別に、日が長くもなって、
5時6時となってもまだまだ明るい夕方は、

 “昔だったら親御が子供を呼びに来たものだったがの。”

晩ご飯ですよ、早く帰って来なさいと、
文字通り時間を忘れて…というか、
腕時計なんて持ってないから知りようのない子供らを、
母親が迎えに来る風景というのが、
ほんの一昔、いやいや二昔前くらいには、
当たり前のように見受けられたものだけど。
今時は子供が子供らだけで、家から遠い公園などでの外遊びをする光景自体、
なかなか見られなくなっている。
学校の校庭も、警備しきれる保障はしかねるという理由から、
放課後は急かすように児童を帰してさっさと門を閉じてしまったり、
休日の解放なんてとんでもないとするところも少なくないそうで。
そこへ加えて、習い事やら塾通い。
親御さんはそんな教育費のための共働き…と来て、
時間を忘れて遊ぶどころか、
母の作る出来たて夕食を滅多に食べられない子も珍しくはないというから。
日本の少子化というものは、
晩婚化や産婦人科医&保育所の不足というだけの理由で、
齎された結果じゃあないんでしょうね、恐らく。
そんな今時の黄昏どきは、
塾のバッグか、お揃いのレッスンバッグを翻し、
ばたばたばたっと数人で駆けてゆく小学生とすれ違うことが多くなって来て。
こんなご近所にそんな年頃の和子らがいたのだなと、
思わぬ発見を拾ってしまう春の終わりだったりもし。
まだまだ明るいとはいえ街灯がぽつぽつと灯り始めれば。
昼間の地熱の名残りだろうか、生ぬるい風の中。
かすかな寂寥と待つ人のいる帰途であることへの安堵とに、
ちょっぴり胸の底がくすぐられもする。
家の門燈を灯すには、少々早い頃合いか、
玄関前の明かりも落ちたまんまの自宅に辿り着き、
門扉をやや軋ませつつ押し開ければ。
それこそお隣りのだって似た音を立てるのだろうに、
間違いなくこちらを聞きつけての足音の気配がし。
どうかするとこっちの手で引き開けるのと同時、
中からもドアが押し開けられるというのもザラで。

 「お帰りなさいませ、勘兵衛様。」

それをやらかすと勘兵衛が玄関ドアとのごっつんこをしかねないと、
さすがに学んだのだろう七郎次。
上がり框のところで はんなりと微笑み、
お帰りなさいと出迎えてくれる嫋やかな姿の また麗しくも癒されること。

 「今日はまた、お早いお帰りでしたね。」
 「ああ。出先から直接戻ったのでな。」

連休の只中だからと浮かれているのは若い衆のみであり、
日本の連休なんて関係のない、海外からやって来るバイヤーとの、
会合や商談、それへと伴われる接待やレセプション。
はたまた、連休だからこそ催される数々のイベント運営と、
そこへ協賛していただいてるスポンサーやクライアントへの報告業務などなどと。
外商部や営業の舵取りを担う辣腕の担当者らにしてみれば、
バカンスどころか 今年度最初の戦場、
世情や市場の動向占う、まずはの正念場でもあったりするほどで。
役員や幹部社員にしてみても、
エグゼクティブなクラスの、
つまりは相手側の重鎮を招いた商談や説明会やらには顔を出さねばならず。
そういった“対外戦略”へのスケジュール調整をしたり、
各所への連絡を密に取り、
どんな突発時へも対応出来る、完璧な段取りへの補佐をこなしたり…と。
言わば“管制搭”を任されている身として、
世間一般のカレンダーとは逆に、
却って忙しかったりする部門、幹部役員付秘書室へ長として籍を置く勘兵衛なので。
七郎次には、彼の早い帰宅が
恐らくは一般家庭のそれ以上に意外でならなかったようであり。
ついついお声が 親御を出迎える幼子のように弾んでしまっている。
書類とノートパソコンを入れたブリーフケースを受け取って、
そのまま着替えのために寝室までをと先導しかかったが、

 「…おや。」

その途中の廊下から望めるリビングに、とある人影を見つけた勘兵衛が、

 「久蔵も早よう帰っておったのだの。」

そうと言いつつそちらへ向かった。
さすがにそろそろゆっくりと暮れ始めているお外を、
大窓の向こうへの背景に。
ラグの上へと腰を下ろしてこちらを見遣っていた彼こそは。
高校生という遊びたい盛りの年頃だろうに、
相も変わらず、自宅にいるのが一番だとする変わり者こと、
当家の次男坊の久蔵殿で。
カナリアの羽色にも似た金の綿毛をふわりと流した髪に、
その柔らかな額髪の下、
聡明そうな額と、質のいい一対の玻璃玉のような赤みの強い双眸が据わり。
すべらかな頬と、細い峰がすっと通った鼻梁の先には、
淡い緋色をした肉薄の口唇が、
気概の凛々しさそのままにきゅうと引きしまっての鎮座しておいで。
顔だけを見ていると女性と言っても通りそうなほど、
玲瓏端麗な造作の細おもてなところだけじゃあなく。
若木のような肢体もまた、
いかにも男臭い雄々しさとは少々縁遠く見えなくもない君ではあったが、
これでも学生剣道の世界では“平成の剣聖”とまで呼ばれている達人であり。
自分よりもずんと体格のいい、
恰幅もよければ手もゴツゴツと竹刀に馴染んだ、いかにも剛腕な相手でも。
俊敏な反射と的確な打ち込み、そしてそして、
この細っこい見かけからは思いもつかぬ“重さ”を乗せた一撃にて。
時には対戦相手を失神させることもあるほどという、
見かけによらぬ、苛烈な戦績を誇る荒武者で。
見かけに騙され、もとえ謀
(たばか)られ、
姿のみにて優男だと勝手に決めつけ、いちゃもんつけてしまったが故に、
衆目監視の中であっさりと叩き伏せられ、
要らぬ赤恥かいてしまった やんちゃたちもいて。
知らずにいて恥をかいたことが教訓にでもなったのか、

 『お買い物が大荷物になったの、手伝ってくれた子たちがいましてね。』

あの寡黙な剣豪の兄上だというのが、一体どういう口コミで広まったのやら。
七郎次までもが、
高校のある町の例の商店街のみならず、
こちらの駅前の商店街でまでも 名の売れた人物扱いにされているのだとか。
ままそれは随分と話の外れた余談ではあったけれど。
(苦笑)

 「学校へは出掛けておったよな?」
 「…。(頷)」

朝、一緒に家を出たのだ、そこに間違いはない。
それに、彼が通うのは公立高校なので、
土曜も休みの週休二日制ではありながら、
それでも原則 カレンダー通りの祭日のみが休みのはずで。
社会人のように有給休暇と組み合わせての10連休だの15連休だのという、
太っ腹な連休にはならないもの。
リビングでそのまま上着を脱ぎ始めた勘兵衛だったので、
それへとお付き合いし。
ジャケットとネクタイを預かると足早に運んでゆき、
てきぱきと戻って来たその手に、
普段着の一式のうち、気に入りのカーディガンを運んで来たおっ母様。
勘兵衛が怪訝そうな声でいるのへと、

 「久蔵殿の学校では、GWの間、授業がお休みになっているんですよ。」

当人に代わり、そんな説明をして差し上げる。

 「連休の重なりようによって、学科の進みように偏りが出るのも何なのでと。
  今年は 昭和の日からが授業はお休みで、
  その代わりに、昨日の30日は全校での身体測定、
  今日は新入生歓迎っていう球技大会があったんですって。」

そして明日の土曜からの5日間は、
カレンダー通りの連休になるということなのだろう。
学科の進みように偏りが云々というのは、
取ってつけた様な言い訳だなと感じた勘兵衛、

 “大方、
  世間の賑やかさに気もそぞろになってしまうから…というところだろうな。”

そんなところでしょうよね、うん。
(苦笑)
その点、そんな浮わつきには縁がなさそうな次男坊だが、

 「球技大会ではバレーボールに出たんですよね?」

上着を脱いだ御主の、広くて頼もしいお背
(せな)へと、
濃い焦げ茶のカーディガンを手際よくも着せかけながら。
我がことの誉れのように語る七郎次が、そりゃあ嬉しそうな口調になっており。

 「剣道部の皆さんで組んだチームで、何と優勝しちゃったんですって。」

しかも久蔵殿はアタッカーを務めての、得点しまくりという大勝利だったとか、と。
見て来たように、いやさ、
得点王としても表彰されたらしいとあって、
自分も是非とも観たかったのにと、そこだけを残念そうに言うものだから。

 「ほお、それは凄いな。」

まったくの畑違いな、しかも団体競技。
それへと積極的に参加をし、しかも優勝してしまうとは。
引っ込み思案というのではないが、なかなか人へと打ち解けぬ久蔵なだけに、
そんな事実へは勘兵衛もまた、少なからず驚いたらしい。
とはいえ、

 “サッカーやバスケットボールではないのが、
  いかにもこやつらしいと思うは、ちと穿ち過ぎかの?”

タイムアップ制じゃありませんものね。
一刻も早く帰りたいがため、
頑張りようで幾らでも早上がり出来なかない競技だと、
そんな見方をするのは、先入観による深読みのしすぎだろうかなんて。
大人げない考えようをしてしまった勘兵衛様、
いかんいかんと我が身を戒めるように苦笑なされたが、

 「……。」

怪訝そうというなら久蔵の側だとて、ややもすると不服そうなお顔ではある。
自分とはどこを比べてもタイプが真逆で、
見るからに屈強な風貌の醸す趣きは精悍重厚、
内面に潜む本性は周到老練、ちょっぴり狡猾でもある勘兵衛を。
(こらこら)
とはいえ 憎むほどには嫌ってないし、
そもそも家庭内で“恋の鞘あて”もないものだけれど。
勘兵衛が帰宅するまでは七郎次を独占出来るのにという、
ささやかな至福を邪魔されたようなもの。
何しろ学生の身であることでの利点は、
一般的な会社員とは比較にならぬほど変則的な勤めをこなす勘兵衛よりも、
ずっとたくさんの時間を自由に出来るという点に尽き。
それでのことか、ちらっと不満そうなお顔になったらしいのも、
もはやいつものことなれば、

 “まま、気持ちは判らんではないしの。”

人への接しようが不器用な彼を、
深いところから理解し尽くしてくれている七郎次は、
久蔵にとっては 心底優しく懐ろ深い、母親も同然の対象であり。
勘兵衛の側にも酌めるものはありということで、
苦笑が止まらぬままながら、口には出さずにいてやっておいで。
そんな二人の無言の内の示し合わせに、
一番の火種でありながら、最も気づいていなかろうおっ母様、

 「勘兵衛様は、連休中もお仕事でしたよね?」
 「? ああ。」

改めて聞くとはいかがしたかと問い掛けかけて、
久蔵が傍らに座っていたローテーブルの上、広げてあったカレンダーに気がついた。
日頃はキッチンの壁に掛けられていたそれで、
実用優先の、日付を示す数字が大きいシンプルなもの。
そこへと、普段は七郎次が家人らの毎月の予定など書き込んでいるのだが、

 「久蔵殿は、六日が剣道部の公式試合なんですって。」

東京都春季剣道大会と、
関東大会への東京都予選も兼ねたトーナメントがあるのだとか。
それを赤いマジックでキュキュキュと、印つけしていたらしく、

 「なので、連休とはいえ、明日からも午前のみの練習が連日あるそうなんですよ。」
 「それはまた大変だの。」

そこまで徹底させて挑むほど、大きな大会らしいことへと、
ほほおと感嘆の声を上げたものの、
「だが、春季剣道大会とやらへは、先日赴いてはなかったか?」
これでもちゃんと家族の行事は把握しております、家長殿。
おややと顎髭撫でつつ 問うたのへ、
「先週のでしょう? あれは団体戦だったそうですよ。」
こっちは個人戦ですと、寡黙な次男に代わって補足をしたのも七郎次。

 「試合数も多くなりますので、
  団体戦のとき同様に、お弁当持って私も応援に行くんですよvv」

嬉しそうにそんな風に付け足したのへ、

 「〜〜〜〜。////////」

高校生ともなれば、いやさ 早い子なら小学生あたりから、
親が応援にわざわざ来るなんて恥ずかしいと感じての、
下手すりゃ迷惑そうにするはずが。
こちらさんチの剣豪さんにおかれましては、
真っ白い頬や目許をほんのり染めての含羞みつつも、
口許がむずむずしているのは嬉しいという頬笑みを隠すためか。
おむすびと、あ・いやいや、のり巻きの方がいいですかね。
先だっては、五目稲荷を作ったんですよね…と。
まるで遠足かピクニックへの打ち合わせのように、
楽しそうにメニューを並べるおっ母様。
目許をやんわりとたわめると、

 「先の時には桜餅を作りましたが、今度は柏餅を作りますね?」
 「…っ。////////」

七郎次お手製のデザートまでついてるお弁当と来ては、
さぞかし奮起したことだろうとも偲ばれて。
今も、いかにも…というのが判るのは家人のみに限られているのだけれど、
双眸をきらきらと期待に潤ませている様子が、
傍から見ている者へは ついつい妬けるほどの微笑ましさであったりし。
だから…という大人げのなさからでは勿論なかったのだろうが、

 「六日なら、儂も空いておるぞ。」
 「おや?」

勘兵衛が不意にそんな言いようを持ち出した。
今日のバイヤーとの商談、難航しそうと踏んでいたのだが、
思いの外、何ともすいすいと上手く運んでの、
今日本日の早い帰宅もそのあおり。

 「では、ご一緒して下さいますか? お弁当も柏餅も多いめに作りますので。」
 「儂は構わんが。」

ちろりと見やった先にては、
久蔵殿が…少々微妙な上目遣いで、
頼もしい家長殿を見やっておいで。
恐らくは、七郎次を独占出来よう1日への割り込みへ、
少々不服なのだろうことが明らかな態度だったものの、

 「久蔵殿?」

日頃の察しのよさへ、一体どういう作用の紗がかかるものなのか。
何へとご機嫌が傾いている久蔵なのか、全く気づかぬ七郎次だったらしくって。
どしました?と、こちらはこちらで無垢な眼差し、
次男坊へと向けるばかりな彼であり。
こういうところが相変わらずな、困ったご家族なところは、
なかなか改善されなさそうですねと。
春の黄昏 透かす窓辺のうんと先、
お空の高みで、宵の明星が、それは楽しげに瞬いていたそうですよ。
 

おまけ              年の数だけ食べるのかな?



 「儂らの予定はともあれ、お主の予定はないのかの?」

話題の転換をと、火種殿へそんな話を振った勘兵衛だったのは、
ある意味、久蔵への助け舟のつもりもあって。
読み取ってもらえぬ以上、ややこしくも繊細な機微の錯綜した事情説明を、
こなせる次男坊とも思えなんだ…のなら、
最初からややこしい話を振るなというに。
(ねえ?・笑)
そうと訊かれたおっ母様はと言えば、
さして不審にも感じなかったか、それとも、

 「あ、ええあの…。////////」

出来れば言いたくはなかった何かしら、支障のようなものでもあったのか。
こういう時勢ですんで、
あまり人の集まるイベントなどなどへは運ばないのが重畳とは思ったのですが。
そんな回りくどい前置きをしておいて、

 「えと…。」

テーブルの上、広げてあったカレンダーの一か所を そおと指さす彼であり。


 「……?」×2

  久蔵、儂には4日という赤い数字しか見えぬのだが。
  ………。(頷、頷、頷)


勘兵衛様にじりじりと進行中の老眼のせいなんかじゃあなく
(笑)
久蔵殿にも何も見えなんだ“みどりの日”であり。
キョトンとしている男衆二人へ、

 「えとあの、実はヘイさんと。
  Q街のルミナスでスィーツ博というのがあるのへ出掛けようと…。///////」

おやおや。
人込みの中への外出の際は云々と、家人らへ重々言い置く毎日だってのに、
自分もまた、スィーツ目当てにそんなところへ出掛けるつもりであったらしく。
語尾が怪しくももしょもしょと尻すぼみとなってゆき、

 「えとあの…。////////」

しまいには、恥ずかしそうに視線を伏せがちにするおっ母様へ、

 「帰りに…。」

その日の早朝練習の後で合流しましょうと、
自分も同行しますとちゃっかり言い出したのが次男坊なら、

 「お薦めのものがあったら、見繕っておいてはくれまいか。」

当日もまた、異業種間提携のとあるプロジェクトへ向けてという、
顔合わせを兼ねたレセプションへ出向く重役殿への補佐を務める勘兵衛としては、

 「煙草や酒は嗜まぬ、甘党のお人もおいでなのでな。」

舌の確かなお主の推薦なら間違いはなかろうからと。
何ならお土産に手渡す菓子折りをそれで仕立ててもいいぞとまで言い出す始末。

 「ありゃりゃ…。///////」

それはまた責任重大なと、白い御手にて胸元押さえたおっ母様から、
皆様お忙しい中、自分は遊びに行くのだという仄かな衒
(てら)い、
まんまと塗り替えてしまった手際も見事なことといい。


  ……七郎次さんを どこまで甘やかす人たちなんだか、ねぇ?
(苦笑)




  〜どさくさ・どっとはらい〜 09.05.04.


  *もうGWも半分を過ぎまして、
   気の早い人はUターンして来る頃合いだってのに、
   何とも遅すぎる話題ですいません。

   ちなみに、本当の高校生剣道のスケジュールは、
   当作品内で展開させたのとは ちと違っておりまして。
   東京都の場合、
   “東京都春季剣道大会”というのが四月末から催され、
   団体戦は、男子が26日 女子が29日に、
   個人戦の方は、関東大会の東京都予選と兼ねたものが、
   五月の9日に催されるそうです。
   あと、六月半ばには、
   全国高等学校剣道大会の東京都予選もあるそうです。
   夏休みに開催される“高校総体”に出る、
   東京代表校なりチーム選考なりのための試合もあるのでしょうね。
   年度によっては何とか記念杯なんて突発的な大会だってあるかも知れない。
   部員数の少ないところでは全部を網羅するのは無理だろけれど、
   強豪チームは強豪チームで、結構 忙しいんだろうなぁ。

   こういうのを調べるのは、
   愛楯の関係で高校や大学のアメフトスケジュールを調べて以来で、
   その前はというと、判る人には判る、高校サッカーのを調べて以来です。

めるふぉvv これは桜餅vv

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